どんな種類があるの?原因は?
不正咬合について
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不正咬合と言われてしまったのですが…
矯正治療を必要とする歯並びのことを不正咬合(ふせいこうごう)と呼びます。不正咬合の代表的な例が以下の4つです。
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叢生
(そうせい)歯列がデコボコ
している状態 -
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)上の歯が出ている
出っ歯の状態 -
下顎前突
(かがくぜんとつ)下の歯または
顎が出ている状態 -
開咬
(かいこう)前歯が咬んでいない
状態
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叢生(そうせい)の原因は何でしょうか?
遺伝的に顎(あご)の大きさが小さいという理由の方が多いです。顎が小さいと歯が収まりきらず、重ねあって生えてきます。結果として、デコボコの状態になります。
顎が小さい場合、広げて歯がまっすぐに生える場所を確保しなければなりません。 -
上顎前突(じょうがくぜんとつ)の原因は何でしょうか?
上顎前突は出っ歯の状態です。遺伝が原因である場合と生活習慣が原因であることも考えられます。例えば、指しゃぶりの癖があると上顎前突の原因になったりします。
上顎前突の場合、子どもの頃に矯正治療をすれば抜歯をせずに歯並びを整えることもできたりしますが、放置し大人になってから矯正治療をすると抜歯が必要なケースがほとんどです。
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下顎前突(かがくぜんとつ)の原因は何でしょうか?
下の歯または顎が出ている状態で、顎がしゃくれている・聞き取りづらい発音・咀嚼がうまくできないといった症状が見られます。反対咬合とも呼ばれます。遺伝的要因が影響していることが多いですが、舌を突き出す・上唇を噛むなどの日常のクセが原因となることもあります。3歳から治療が可能です。
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開咬(かいこう)の原因は何でしょうか?
口を閉じていても、前歯が噛まずに開いてしまっている症状で、顎の骨の形が原因の遺伝的要因と、指しゃぶりや、舌を突き出す・口呼吸などのクセが要因となる場合があります。発音や咀嚼に障害が出ることがありますので早急に治療することをおすすめします。
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